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ACの私にとって味方だった父

おはようございます。
ACカウンセラー松橋通子でございます。
訪問くださりありがとうございます


8月も残りわずかとなりました。

小学二年生の今頃、私はとっても焦っていました。
真面目な性格でしたから、宿題はほぼ終わっていたのですが、一つ、どうしても片付かないものがあったのです
それは、夏休みの思い出を画用紙に描いて、文章を添える、という課題でした。

一年生のときも同じ宿題が出て、私は、近所の盆踊りのことを描きました。ですが、クラスのどの子も、家族とレジャーに出かけた思い出を描いてきました。

「田舎に行きました」
「海に行きました」
「山に行きました」
「キャンプをしました」
「プールに行きました」
「遊園地に行きました」
「新幹線に乗りました」・・・。

・・・私はどれも経験がありません

クラスのみんなが、休み中出かけた話をしているときは、
私一人置いていていかれているようで惨めでした

同じ宿題が出ないように祈りましたが、
長期休みの宿題に、それはいつも定番として存在しました。
その度に「ちょっと特別と思われる」日常を描いてきましたが、
他の子と比べては格段に見劣りする内容、
惨めな気持ちになる繰り返し

今年の夏休みこそ、どこかへ連れて行ってくれるかもしれない
カレンダーを確認、まだ〇日残ってる。
明日はきっと。今日はきっと。
待ち続けました。
ところが8月28日になっても、29日になっても、
お出かけの声はかかりません。

宿題を終わらせることが出来ない、
先生に叱られる、
クラスのみんなに取り残される・・。

不安な気持ちに追い詰められてゆきました。

そしてとうとう、私の中のタイムリミットだった30日の朝、母と父に言いました。

「・・宿題が、できないの」


みんながどういう絵を描いてきているか、去年の夏休みも、冬休みも、春休みだって、いつもいつも惨めで悲しかった思いを、一生懸命伝えました。

母には、
「今頃言われたって」「盆踊りでも描けばいいじゃない」
そんな風に言われました

気持ちを汲んでくれたのは、父でした。

「そうか、、。宿題ができないなら仕方ない。じゃあ今からプールに行こう」




持ち物は、スクール水着と浮き輪と、バスタオルに塩むすび。
小銭しか持たない父と、電車を乗り継ぎ、大きなプールに行きました。
流れるプールに波のプール、すべり台もありました。

身体が冷えたら、プールサイドに直に寝そべり甲羅干し。
のどが渇いたら、水飲み場で水道水を飲みました。
お腹がすいたら、お塩のおむすびをいただきました。
節約したレジャーでした。
でも私は、
レジャーシートもジュースもアイスも、フランクフルトもいらなかった

父は一日、私に付き合ってくれました。
機能不全の家族の中で、
私の気持ちを分かってくれたことが嬉しかった。

父は私の味方だと思えました

よく晴れた一日
おひさまが傾く頃には、全身すっかり日焼けしました。

翌31日、私は、宿題を仕上げました。
会心の出来でした。
これでみんなと同じになれる
背中は赤くヒリヒリしていましたが、心はとっても穏やかでした。

新学期。

日焼けしたての私は、クラスの誰よりも真っ黒でした。
即席の日焼けでしたが誇らしかった。

一人ではない。
必ず味方になってくれる人がいる

毎年この時期、そんなことを思うのです。

おとうさん、ありがとう





最後までお読みくださり、ありがとうございました。
少しでも参考にしていただけたら幸せです。
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Re: No title

MiWa さん

コメントありがとうございます^^
とっても嬉しいです。

そうなんですよね、大人の目から見ると些細なことかもしれませんが、
子どもにとっては、ものすごく大きくて、辛いことだったりするんですよね。
父は、そうした私の気持ちを想像して、分かってくれたのだと思います。
感謝しています。

大人は、大人の都合で考えてしまったりしがちですし、あるいは
子どものために、と用意したことが結局自己満足に過ぎなかったり・・。

子どもの気持ちを想像できる、余裕をもった大人でいたいと思います。

私も伺います。ありがとうございましたi-189

michiko


No title

良かったですね。。読んでいて泣きそうになりました。
学校の宿題や行事って子どもによっては辛いものになることってありますよね。
でもお父さんとの良い思い出、子どもにとっては宝物ですね☆

Re: No title

nara-chamomile さま

こんばんは☆

ドキドキしながらコメント入れてくださったのですね^^
とっても嬉しいです。ありがとうございます。

そして、「だれか助けてあげて〜」と、ハラハラしながら
読んでくださったi-228
私が当時焦っていた気持ちを感じてくださって、これまたとっても嬉しいです。

nara-chamomile さんは、子どもの気持ちを想像できる
豊かな感性をお持ちなんだなあ、と思いましたi-228

当時、「今日こそは」という思いで一杯でした。
日焼けした顔で別人のようになった私を見て、
「転校生だー!」と言われたオチ付きですが、
それも思い出を彩っていますi-179

ドキドキしながら、頂いたコメント、本当にありがとうございます。

michiko

No title

こんにちは。
こちらでの初投稿、これでよいのかドキドキしてます。

途中まで読んでいて、どうなるんだろう?(タイトルの味方だった父というのも忘れてるくらい(笑)
だれか助けてあげて~などと思いながら、ハラハラしてました。
訴える姿が浮かんできました。

そしてお父様の優しい言葉で、どれだけホッとしたことか(笑)
ああ良かった…。そう思いました。
わかってくれたことは人と比べられないくらいの嬉しさがありますね。きっとイキイキとした作品(宿題)になったでしょうね。
子供って、そういうのがあって元気になれるのですよね。素直で可愛いですよね。




Re: No title

ももユリんさん

こんにちは^^

私も承認形式なので、コメントの反映がいつも遅くてすみませんi-201
いつもお付き合いくださってとっても嬉しいです。

パパっ子でいらしたんですね。
「わざと雑な仕上げにして手伝ってくれた」ももユリんさんのお父様。
思いやりあふれるお人柄を想像して、私もあたたかい気持ちになりましたi-228

「気持ちをわかってもらえた」ことは、
小さな子供でもちゃんと感じ取ることができるんですよね。
理屈抜きで感じますから、むしろそうしたことに、敏感。
わかってもらえた、と感じられないから、惨めで寂しい気持ちが
どんどん募って、やがて自分に肯定感が持てなくなるi-181

でも、いくつになっても、わかってもらえた経験は、その人の肯定感や
自信を育てるものだと思います。肯定感は取り戻せる。
「味方」はきっといるはずですから。

お金は持ってなかったけれど、
父には教わったことが沢山あるなあ、と思います。

そして、私も、味方になれる存在でいたいと思います!


michiko

No title

MICHIKO さん  こんにちは

私もパパっ子でしたので、今日の記事は涙しました。

夏休みの工作や自由課題に困ったとき、父が一生懸命、
粘土をこねて、子どもがつくったようにわざと雑な仕上げに
して手伝ってくれたこと。
一緒に庭の木にやってきた鳥を観察したこと。

大きな旅行より、一緒に気持ちを汲んでくれた思い出の
ほうが心に残っています。

機能不全気味の家庭で、小さい頃から気持ちを抑えていると、
だんだん本音がわからなくなって、ひとりぼっちで惨めに感じ
られるかもしれないけど、

時には小さかったMICHIKO さんのように、気持ちを一生懸命
伝えると、伝わることもある♪

ダメだって自分を縛るより~味方を探す方に向った方が
はるかに居心地がいい!! 
大人になっても味方は欲しいです。

夏休み明けに悲しむ子が出ないように
味方になれるような大人になりたいです!!
プロフィール

michiko

Author:michiko
ACカウンセラー
精神保健福祉士(ハラスメント通報窓口相談員)
東京認知行動療法アカデミー認定カウンセラー

ホームページはこちら

 http://ac-counseling.net


 
・人にものを頼むことが苦手
・人の依頼や誘いを断ることが苦手
・主張するより周りに合わせる方を選ぶ
・自分が我慢する方がいい
・「こうしてくれればいいのに」といつも思うがうまく言えない
・自分の気持ちを汲んで欲しいのに、と強く思うことが多い
・そもそも自分がどうしたいのかよくわからない
・人を助けているうちに、自分が困った事態になっている
・困っていても自力で何とかしようとする
・仕事を一人で抱え込みやすい
・見捨てられるのが怖くて恋愛関係にまで踏み込めない
・恋人に対して必要以上に依存している、または支配していると思う
・誰も自分のことなど関心がないと思う
・周りの期待通りにしなければと思う
・もっと頑張らなければいけないと思う
・いつか裏切られるような気がする
・いつも不安で仕方ない
・相手の機嫌を自分が何とかしなければと思う
・相手の問題を本人以上にあれこれ考え世話をして疲れてしまう
・不機嫌な人がいると自分のせいではないかと思ってしまう
・怒りの感情を出さないので、よく「いい人」と言われる
・自分は楽しんではいけないと思う
・自分のためにお金や時間を使うことに罪悪感がある

 以上のことをこれまでの人生で繰り返してきた
 michiko

私はアダルトチルドレンです。生きづらさを抱えたまま大人になったけれど、今までよりずっと楽に生きています。楽に生きる方法を、カウンセリングを通じてお伝えしています。

 http://ac-counseling.net



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