蕾〜つぼみ〜
こんにちは。
ACカウンセラー松橋通子です。
お読みくださりありがとうございます。
桜を楽しめる季節になりました。
こちら千葉では、ふっくらとした蕾をたくさんつけた桜が。
蕾
咲き誇る花は華やかで素敵だけれど、
これから開こうとエネルギーを蓄えている蕾が私は好きです
母が開いていた茶道の教室では、母が床に花を活けますが、
すっかり開いた花ではなく、蕾がほころんで開きかかったものを喜びました。
稽古や茶会が近くなると、咲き具合を気にしながら準備をしたものでした。
ですので、道を歩いていて、程よく膨らんできた蕾を見つけると、
使えそうと思ってしまうことがよくあります。
今は茶道はしていないのですが(^▽^;)
ちょっとわくわくすることも。
でも、同時に、苦しかったことも思い出してしまいます
私を拒絶する母と兄のいる実家に
稽古に向かう時(私は数人の子どもさんの指導もしておりました)のこと、
挨拶しても、なんの返事もしてくれなかったこと、
寒い部屋で稽古の準備をしていたこと、
実家の鍵を変えられてしまったこと、
仕方なく稽古場を外に借りていた時のこと、
・・・・。
苦しかった時の記憶は、そう簡単には消えません。
こういうとき、私は、
その感情にどっぷりと浸かってしまうことにしています。
だって、その感じを思い出してしまうことは、
仕方が無いことなのですから。
―何と言われたことが一番辛かったですか
―それはどのくらいの強さであなたを苦しめたのでしょうか
―その時あなたは、本当はどうしたかったのですか
・・・・・・。
苦しい感情だって、否定することはない、と思うのです。
自分でしっかり味わって、ひとつひとつ、丁寧に訊ねていくと、
不思議なもので、苦しかった感情が、少しずつ小さくなってゆくのです。
蕾。
今日もきっと、程よく膨らんだ蕾を見つけて、
複雑なあの感情に浸ることになりそうです。
ACカウンセラー松橋通子のHPはこちらです。
よろしかったらいらしてください(´0ノ`*)
>