酔い その2


おはようございます。

ACカウンセラー松橋通子です。

訪問くださりありがとうございます


えーと、前回の続きでございます。

前回のブログでは、ACの方が陥りがちな自己憐憫(れんびん)=「不幸に酔う」ということについてお伝えしていました。

そこから抜け出すためのヒントとなるものとして、
「支配や疎外されるという関係を作り出さず、対等に人とつながれるようになれれば、不幸に酔う必要はなくなくなる」
(ASK選書15<「自己れんびん」というもう一つの酔い>)より、
信田さよ子さんのお話をご紹介しました。


対等に人とつながる


これは
ACの方にとって、大変難しい課題です。
いきなりかかろうとしても多分失敗に終わりそう

ですので、入念な準備が必要かと思います。
その準備の一つとして最も大切なこと。

それは、自己れんびんに陥ってしまうほど傷ついてきた
それを正しく理解すること

弱いからとか、未熟だから、とかいうことではないのです。

長い間、それはそれは沢山のことに傷ついて来られた。 


その傷は、


不幸に酔わなければ

自分を保っていられないほど、深くて重いものだった。


信田さんが「究極のアディクション
※1かもしれない」と分析されているように、
自分の身を守ろうと、何とか生き延びようとした結果が、「不幸」や、「可哀想な自分」「酔う」ことだったのだと思うのです。


ダルク女性ハウス
※2の上岡陽江さんは、著書「生きのびるための犯罪(みち)」(イースト・プレス発行)で、依存症に苦しむ方について、こんな風に書かれています。
「苦しさや悲しさを癒す方法は、ふつう(の人)はいくつか持っている~中略~(薬物やアルコールの)ほかの方法を選べなかったっていう人もいるってこと」



ACは病気ではありません。

でも、深い根っこの部分で、依存症という病と共通するところがあるように感じます。


自己れんびん
に陥るよりほかの方法を選べなかった。



だから、深く深く負ってしまったその傷を癒すことが、先ずは何より大切だと思うのです。


ただ、それを相手に伝えることは控えたほうが良いかもしれません。

なぜなら、自己れんびんの状態では、
相手が受け入れられるような形で自分の感情を伝えることが、多分、できないからです


ストレスと疲労で救急車のお世話になった私は、病院から戻って数日後、心の苦しさを分かって欲しくて抑えきれなくなり、母に電話をかけてしまいました

ですが、母から私の身体を気遣う言葉は聞けませんでした。


私の中にある強烈な被害者意識が、おそらくはトゲのある言葉となって母を攻撃し傷つけてしまったのだと思います。

母は、私に反撃してくることで自分を守ろうとしたのでしょう。
こうして傷つけ合いの罠 にはまりこんでゆく。

仮に母から、私を気遣う言葉を聞けたとしても、あの時の私では、素直にそれを受け入れて満足することはなかったでしょう。

どろどろの感情がごちゃまぜになり、それでも日々の生活をこなさなければならない。

家族の前で、職場で、ご近所で。
何事もなかった顔をして一日を過ごす。

影響で身も心も疲労困憊

私はますます「可哀想な自分」酔い続けていました。


惨めで不幸な自分から抜け出せなくて、苦しくなってしまったら、
自己れんびんに陥ってしまうほど傷ついてきた
そう知ることで少しだけ楽になれると思います。

そして、ご自分でうまく癒すことができそうもなかったら、その思いを受け止めてくれる安全な第三者に打ち明けること。

これで更に楽になれるのではないかなあ。


十分に共感してもらえたら、傷は必ず癒えてくるはず

そしてフェアな関係にもきっと踏み出して行けると思うのです


※1・・アディクション・・嗜癖(しへき)。ある特定の行動や物質、人間関係などへの過度なのめり込みのことをいいます。その内容は多様です。

※2・・ダルクとは薬物等の依存症を回復するための民間施設です。



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4. Re:おはようございます‼

>ももユリんさん

おはようございます。
コメントありがとうございます(^^)

お母様との問題、ここに苦しむ方は
本当に多いですよね。私もいまだに
ひきずっていたり、ぎゅうーんと引き戻されたりしています。

信田さんの著書は参考になりますよね。
ももユリんさんの記事、楽しみにしています☆

3. おはようございます‼

人と対等につながる のは まだまだ(^O^)難しいです【ため息】。。

母との依存が難しくさせてたのなぁ…と気づいてから
無理につながらず 人とつながる方向に 1歩行けば
いいかな~くらいには変わりました。
ここを参考にしたり♡ 毎日ちょっと変われたら嬉しいです。。

信田さよ子さんの本は 一般庶民にもわかりやすく
愛読してましたが、自己れんびんについても語っていたとは
知りませんでした。全然違うところを読んでました(@_@)

私も 信田さよ子さんの本の感想 
今度 記事に書いてみたいです~先のことですけど。。

2. Re:おはようございます(^-^)

>Yoboshiさん

こんばんは。
コメントありがとうございます(^-^)/

自分お一人で抱え続けることはとっても大変。
ずいぶんと無理をなさってしまったのでは
ないでしょうか。
自分自身で癒すことは、おっしゃる通り
難しいです。

苦しかったことや悲しかったことを
解放して、
抱えてらっしゃるものを軽くできるよう
Yoboshiさんに合ったやり方が
見つかるといいですね。

親御さんやご兄弟のことも、納得の解決が
できますように・・・・。



1. おはようございます(^-^)

確かに心に深く長く刻まれて来た傷は

ずっと自分の中に残ったままですね(>_<)


自分自身で癒すことは難しいですね(>_<)


Yoboshiは誰にも自分の本音を言わず

1人で苦しんで来ました(>_<)


Yoboshiはいつか親、兄弟との関係を切りたいと思ってます(>_<)


michikoさんのブログを読んでいると少しずつ癒されます(^-^)


ありがとうございます(^∀^)
プロフィール

michiko

Author:michiko
ACカウンセラー
精神保健福祉士(ハラスメント通報窓口相談員)
東京認知行動療法アカデミー認定カウンセラー

ホームページはこちら

 http://ac-counseling.net


 
・人にものを頼むことが苦手
・人の依頼や誘いを断ることが苦手
・主張するより周りに合わせる方を選ぶ
・自分が我慢する方がいい
・「こうしてくれればいいのに」といつも思うがうまく言えない
・自分の気持ちを汲んで欲しいのに、と強く思うことが多い
・そもそも自分がどうしたいのかよくわからない
・人を助けているうちに、自分が困った事態になっている
・困っていても自力で何とかしようとする
・仕事を一人で抱え込みやすい
・見捨てられるのが怖くて恋愛関係にまで踏み込めない
・恋人に対して必要以上に依存している、または支配していると思う
・誰も自分のことなど関心がないと思う
・周りの期待通りにしなければと思う
・もっと頑張らなければいけないと思う
・いつか裏切られるような気がする
・いつも不安で仕方ない
・相手の機嫌を自分が何とかしなければと思う
・相手の問題を本人以上にあれこれ考え世話をして疲れてしまう
・不機嫌な人がいると自分のせいではないかと思ってしまう
・怒りの感情を出さないので、よく「いい人」と言われる
・自分は楽しんではいけないと思う
・自分のためにお金や時間を使うことに罪悪感がある

 以上のことをこれまでの人生で繰り返してきた
 michiko

私はアダルトチルドレンです。生きづらさを抱えたまま大人になってしまいましたが、試行錯誤の末、今ではこれまでよりずっと楽に生きていると実感しています。
このブログが、少しでも楽に生きられるヒントとなれば嬉しいです。
カウンセリングでは、じっくりご一緒に考えてゆきたいと思っています。

 http://ac-counseling.net



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