ACも捨てたものではありません
おはようございます
ACカウンセラー松橋通子です。
訪問くださりありがとうございます
「アダルトチルドレン」って、
大人なのに子どもみたいに甘えている人のことですか?
こう聞かれることが。
そうですよねえ。
直訳したら「大人子ども」(笑)
確かに意味がわかりません
子どものころの生育環境(主に親、兄弟との関係)が原因でトラウマを抱えてしまい、
その影響で、大人になっても生きづらさを感じている人のことなんです。
甘えている大人というのとは、ちょっと違うんですよ
こんなふうにお伝えしています。
興味をもってくださって時間も少しあるようでしたら、更に補足をすることでだいたい解っていただけます
でも、関心の無い方には、この説明では今ひとつピンと来ないようです
何年も前ですが、
意味を理解しているであろう専門家の著書で
(ごめんなさい、著者も書名も忘れてしまいました )、
ACについてこのようなことが書かれていました。
自分の未熟な性格を親や環境のせいにする甘えた概念
自分からAC(アダルトチルドレン)だと言う人は
言い訳をしているようで好きではない
とっても否定的な見解です・・・。
偶然目にてしまった私は、ひどく落ち込みました
私にとって、かすかな希望を見出したACという概念
それが世間では
こんなふうに否定的に捉えられている
すっかり自信をなくしてしまったのです。
と同時に、
やはり私はただの意気地のない甘ったれ、
親のせいにする罰当たり
そう自分を責めました。
人にもきっとそう思われるにちがいない。
おびえた私は、ACと自覚していながら誰にも告白できませんでした。
ですがその後、
精神保健や心理学について勉強する中で、
母親からの情緒的支援が
子どもにとってどれほど重要であるかということを知りました。
ACという概念の意味や自分の考え方の方向について
もう少し深めてゆこうと思うようになりました
それからは、試行錯誤を繰り返し、
実家の問題に振り回されながらあれこれ試すようになりました。
もう、嫌い。うんざりです。
これ以上私を苦しめないで。
どうしてわかってくれないの。
やっぱり私は価値がない。
何をやってもダメなんだ。
何とか消してしまおうと試みました。
一時的に楽にはなるものの、
しばらくすると元に戻ってしまいます
効果があった振りをしてしまうことも・・。
何をやっても劇的には変われません
それが自己否定感に拍車をかけます。
頑固な私の場合は、
そう簡単に消えてはくれないのです
そんなある時、
ヒントをもらって発想を転換することを思いつきました
ACを受け入れることにしたのです
こうも長くおつきあいしていますと、
実はなかなか離れがたい存在にもなっていました。
そう、良くも悪くも、すっかり私の一部となっているAC。
落ち着いてじっくり観察してみると、
それほどワルモノでもない ことが解りました
そうこうしているうちに気がつくと、
ちゃあんと自分に焦点が当たってる。
今までよりずっと楽に生きている私がいました
ACと共に生きる 人生、捨てたものではないな、と思うのです
アダルトチルドレンのままで
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