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沈黙

ACカウンセラーmichikoでございます。
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 「正しい答え」2015年5月  Ver.2

「それは・・どんな風に思われてなさったことでしょうか」

少しだけ深くその時のことを考えて頂きたくて、
クライアントさまのお話の合間に、
時々質問を投げかけることが。

― どう思ってのことだったか・・・・・。
無意識にそうしたのだと思います。

でも、
どうして無意識にそんなことをしたんだろう・・・。

―ええと、、、

・・・・。
(´・_・`)

お話の途中で言葉に詰まり、
黙ってしまわれる

カフェのざわめきとコーヒーの香り
程よいBGMとが絡まって、
しばしの沈黙も心地よく感じられます

慌てて言葉を紡ぐことはないのです。

目の前で
自身の気持ちと向き合ってらっしゃるその方の、
本当の気持ちを大切にしたいから
私はそっと待ちました

身体が反応したのでしょう
ハンカチが目元に
  
 

私にも覚えがあります。
沈黙は、
頭の中で心の中で、
形になる前の思いがめぐっている大切な時間だったりします。

考えていない訳ではなく、
むしろ一生懸命考えていて、

だから
最適な言葉をチョイスするまでに
時間が必要なのです。

子どもの頃、
「何とか言え!」
兄にそう言われ、
せっかちに返事を求められ、
直ちに行動に移すことを求められ、
怒声と手が飛んでくるその前に、
私はその場しのぎの
「正しい答え」を口に出しました

けれども多分、
私の言いたかったことは違うところにありました。

当時はそれが何なのか、
はっきりとわかりません。

考える暇もありません。

もやもやは、中途半端なかたちのままでしっかりと蓋を閉められ、
心の中に
ひとつまたひとつと、溜まってゆくのです

溜め込んでいるという意識もなかった私にとって、
「正しい答え」でその場を収めることが
何においても最優先でした。

そんな癖は大人になっても変わることなく、
どうでもいいようなことから
比較的重要なことに至るまで、
様々なシーンで顔を出し、
私の気持ちを落ち着かなくさせました

求められている訳ではないのに、
相手の機嫌を損ねないよう可能な限り想像し、
「正しい答え」を選んでしまう

(´・_・`)

社会において、
それはある程度必要なスキルかもしれません。

自分の負担にならない程度に、
相手の喜ぶ答えを返すことは
コミュニケーションを潤滑にする即効性が期待できます

そうしていて、自身の気持ちに
純粋な満足感があるのならそれで良いと思うのです

でも、
あまりにも行き過ぎてしまいますと、
どこか不公平感を抱くようになり
気持ちがざらざらとした嫌な感じ
心身の疲労が残るようになるはずです

何故なら、
何より大切にしなければならないはずの「自分」に、
もはや誠実ではなくなっているのですから

  

少なくともカウンセリングの場においては、
つくろった「正しい答え」なんて選ばなくてもいいのです

言葉にできない自分の気持ちをうまく表現できないのなら、
しばらくそのままでいてもいい

そこには何もないのではなく、
本音が何なのかわからないという気持ちがちゃんとある

では、
わからない自分をつい責めてしまって、
耐え切れず口を付いて出た言葉が
どうも本意からはずれている、

もしもそう気付いたら

「ちょっと違うかもしれません」

そう言って再び言葉を探しに行かれたら良いのです
後日別の言葉をお知らせくださっても良いのです
あるいは、
ちょっと違うけどまあいいかとそのまま収めてくださっても構わない

どうするかは、
ご自身で選択すれば
良いのだと思うのです。

大切なことは、こ
れまで何らかの事情で叶わなかった
自身の気持ちに最大限関心を持ち、
自分で選ぶことができるようになること

沈黙
そんな力を取り戻すための、
大切な時間だと思うのです。



  


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インナーチャイルドの涙

ACカウンセラーmichikoでございます。
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前回記事でお伝えしたY先生へ、
先日頂いた苺のお礼にお菓子を贈りました

Y先生は
私が小学1、2年生の時の担任の先生で、
年賀状のやりとりをずっと続けていましたが、
昨年母が亡くなった関係で
寒中お見舞いとを送ってくださったのです。

美味しく頂いた苺の味を思い出しながら、
百貨店のお菓子売り場で
どれにしようかと迷う時間は、
とても幸せに感じました

雪の影響による遅れの恐れを
売り場の方に言われましたので、
お届けまで数日かかると思っておりました。

次の日の夜晩ご飯を頂いていたところ、
家の電話が鳴りました。

聞き憶えのあるような無いような女性の声。

「わたくし、Yと申します」



Y先生は、お菓子の到着を、
わざわざ電話でお知らせくださったのです

   

初めて苺をいただいたとき、
あまりに嬉しくて
宅配伝票に書かれた先生のご自宅に
お電話差し上げたことが一度だけありました。

もう20年近く前のことです。
お声を聞くのはそれ以来。

先生とは下の名前が偶然にも同じなので、
名乗るべきか旧姓を伝えるべきか思案しながら

「Y先生、私です」
とお伝えしました。

「あなたなのね。お声が変わらないわね。」

喜寿を超えたであろう先生のお声は
年齢以上の十分な張りがおありで、
抑揚には
教師らしい厳しさも残ってらっしゃいました

「お夕飯の時間じゃないかしら?」

気にされるY先生と言葉を交わすうちに、
鼻の奥の方が
ツンとしてまいりました

・・・これはまずい

   

私は家族に背を向けて電話を続けました。

子ども時代の私に
自信を付けさせてくださったこと、
誕生日プレゼントのお礼をと
思ってくださったことに感激したこと、
今回頂いた苺もとても美味しかったこと、
懐かしい文字が嬉しかったこと・・・。

お菓子に同梱した手紙に綴った
そんな感謝を再度お伝えしながら、
わからないように鼻をすすり

先生のお話が
子ども時代の私が差し上げた
誕生日プレゼントの内容に及ぶ頃には、

私は
手にしたティッシュを顔中に這わせ、
ぐしゃぐしゃの顔になっていて

どうか先生に気付かれていませんようにと
祈りながら受話器を置きました。

二度ほど鼻をかんで
ダイニングのテーブルに着きましたが、

食べかけの食事を前に、
私の目からは
涙が溢れて止まらなくなってしまいました。

  

こうなったらもう仕方ありません。

「涙が止まりません」

そう家族に宣言して、
出てくるものを出してしまうことにしました

   

多分私はY先生の前で、
子ども時代の私
戻ってしまったのだと思います。

自己肯定感が低く引っ込み思案で、
いつも自信がなかった私

母に嫌われるから、
兄にいじめられるから、

泣いてはいけないと懸命に堪え、
それでもこぼれ落ちる涙と
悲しみに歪んだ表情を
鏡の前で笑顔を作ることで
かき消そうと必死だった私。

当時の私は、大人になった私の中で
インナーチャイルドとして生き続け、
いまだ癒されきれず、
こういう機会を待っていたのかも知れません

当時の私を、
肯定的に受け止めて下さる
Y先生に安心できたから、

私のインナーチャイルドは、
抑え込んでいた涙を
存分に流すことができたのでしょう

けれども十分ではないはず

この少女が抱えていた思いを、
もう一度丁寧に感じ取ってあげる必要が
まだまだきっとありそうです。

我慢しなくていい
泣きたいだけ泣いていいんだよ


  


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プロフィール

michiko

Author:michiko
ACカウンセラー
精神保健福祉士(ハラスメント通報窓口相談員)
東京認知行動療法アカデミー認定カウンセラー

ホームページはこちら

 http://ac-counseling.net


 
・人にものを頼むことが苦手
・人の依頼や誘いを断ることが苦手
・主張するより周りに合わせる方を選ぶ
・自分が我慢する方がいい
・「こうしてくれればいいのに」といつも思うがうまく言えない
・自分の気持ちを汲んで欲しいのに、と強く思うことが多い
・そもそも自分がどうしたいのかよくわからない
・人を助けているうちに、自分が困った事態になっている
・困っていても自力で何とかしようとする
・仕事を一人で抱え込みやすい
・見捨てられるのが怖くて恋愛関係にまで踏み込めない
・恋人に対して必要以上に依存している、または支配していると思う
・誰も自分のことなど関心がないと思う
・周りの期待通りにしなければと思う
・もっと頑張らなければいけないと思う
・いつか裏切られるような気がする
・いつも不安で仕方ない
・相手の機嫌を自分が何とかしなければと思う
・相手の問題を本人以上にあれこれ考え世話をして疲れてしまう
・不機嫌な人がいると自分のせいではないかと思ってしまう
・怒りの感情を出さないので、よく「いい人」と言われる
・自分は楽しんではいけないと思う
・自分のためにお金や時間を使うことに罪悪感がある

 以上のことをこれまでの人生で繰り返してきた
 michiko

私はアダルトチルドレンです。生きづらさを抱えたまま大人になってしまいましたが、試行錯誤の末、今ではこれまでよりずっと楽に生きていると実感しています。
このブログが、少しでも楽に生きられるヒントとなれば嬉しいです。
カウンセリングでは、じっくりご一緒に考えてゆきたいと思っています。

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