大人になる、ということ

こんばんは。ACカウンセラーmichikoです。

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どなたの著書だったか、数年前に読んだある本に
「大人になる、ということは、
言うべきことをきちんと言えることではなく、
言わなくてもいいことを言わないでいられること
と書かれていました。

「言うべきこと」の判断が苦手だった私には、
「言うべきことを言う」のはとても難しいことでした。
そして、それが出来ない自分は
大人になれないダメな人間だと
ずっと思っていました。

ですので、この一文に出会ったとき、
それなら私にも出来るかも、と小さな希望を抱きました。

ところが、
「言わなくてもいいことを言わないでいる」
これが中々難しいのです

例えば子育て。

生きる術を知らない小さな子どものうちは、
親があれこれ手をかけ、
口を出さなければなりません。
ですがある時期にきたら、
子どもに任せてじっと見守ることが大切になります。

それが子どもの
「自己実現」という欲求を満たすことにつながるからです。
とはいえ子どもに任せてしまうと、
上手くはめられないボタンを、
とんでもなく掛け間違えてはめようとしてしまう
見ている親御さんは、
こうすればいいのに
ああなったら大変
もうハラハラ気を揉み、くたびれてしまいますね
じっと見守れる親御さんもいらっしゃいますが、
私はできないことが多かった。

子どもを守る振りをして、
その実、
それ以上自分がくたびれたくないからと、
つい、口を出し手をかけてしまうのです。

子どもは、たとえ上手にできていなくても、
自分でできた経験を重ねたいのに。

「くたびれたくないから」と私は表現しましたが、
もっと深いところに
どうやら本当の理由があったようです。

それは、
自分が安心したいから

長女が思春期だった頃、
そう指摘されてハッとしました。
当時は深く考える余裕もなかったのですが、
実に的を射ていると感心してしまいます。

私は自己肯定感や自尊心が大変低かったものですから、
子どもに必要とされることや、
「良いお母さん」と周囲から思われることで、
自分の価値を少しでも高めて安心したかったのだと思います。

安心が脅かされるから、
びくびくしてくたびれてしまう。

それが高じ、
必要以上に干渉して介入して、
本人から選択の自由や自信を奪う「パターナリズム(父権的温情主義)」が起動してしまったことも。

(パターナリズム:元は半人前の子どものためにいろいろ世話をやく父親のことで、
強い立場の者(パター=父親)が、弱い立場の者(子ども)に対して、
一方的によかれと思って干渉したり介入したりすること→精神保健福祉事典より
多くは異を唱えても聞き入れてもらえず、
選択の自由を奪われてしまった状態です。)

(´・_・`)



色々なことがあったけれど、
お陰様ですっかり大きくなった二人の娘
それぞれがそれぞれの人生を、しっかり歩き始めてる

娘たちの「自己実現」を遠ざけてしまったことが、
これまできっと沢山あった。
私のことに巻き込んでもしまったし、
悲しい思いをさせてしまったかもしれない。

けれども、恐らく、
最悪の事態は避けることができたのだと思うのです。
なぜなら
その時その時を、私はできる限り精一杯、
一番良いと思うことをして生きてきたから。

今、私は私の人生を、しっかり生きていると感じています。
今更ながらではあるけれど、
娘に対してだけではなくて、
「言わなくてもいいこと」が少し分かってきて、
「言わないでいること」もできるようになってきた。

だから娘たちには安心して、
自分の人生を、しっかりと生きて欲しい
心からそう思うのです


最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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連鎖

こんばんは。ACカウンセラー松橋通子です。

訪問くださりありがとうございます


ご存知の方も多いかと思いますが、ホルヘ・ブカイさんという精神科医が書いた寓話に、「鎖につながれた象」というお話があります。

それはこんなお話です。


サーカスを楽しんでいた少年が、
ある光景を見て不思議に思いました。

出番を待つ象が、とっても小さな杭に鎖でつながれていたのです。

大きくて力持ちの象なら、簡単に逃げられそうな浅い杭。
なのに、その象は逃げようとしません。

どうして?

象は生まれて間もないころ、
それはそれは頑丈に打ち込まれた杭に、
鎖でしっかりとつながれました。

外そうにも小さな身体では抜けません。
どんなに頑張っても誰も助けてなんてくれません。

やがて子象は、逃げることを諦めてしまいます。

その記憶に縛られて成長した象。

大きく力持ちになっているのに、杭が小さいものに変わっても、
決して逃げようとはしなくなってしまうのでした。



色々な気づきを与えてくれるお話だと思います。


例えば私は、子どもの頃の「自分が悪い」という記憶に、
大人になっても縛られていました。

誰かが不機嫌になると、それは私のせいかも知れない

何かトラブルが起こると、それは私がいけないからかも知れない

周りが平穏でないことは、極度に私を不安にさせますが、
追い打ちをかけるように自分を責めるスイッチが入ってしまいます


それは子育てにも影響しました

愛された実感が無いため、子どもの愛し方が分からない、という方もいらっしゃいます。

ですが私の場合はその逆で、
私のような寂しい思いをさせたくない
という気持ちが大変強かった。
娘たちはかけがえのない存在でした。

でも、無意識のうちに、自分の延長線上に子どもたちを置いてしまっていたのかも知れません。

その結果「自分が悪い」という記憶をかぶせてしまうことがありました。

例えば、子どもが学校でのトラブルを伝えてくれる時、私はこんなふうに応じることがありました。


あなたが相手を怒らせちゃったんじゃないの?


成長して母親になった私には、今何が大切なのかを見極める洞察力が多少なりとも備わっていたはず。
私に気持ちを伝えてくれている娘に対して、

それは大変だったね、
それは悲しかったね、
それは悔しかったね、
よく頑張ったね、


先ずはそう言ってあげたら良かったのです。

なのに私は、娘の境界に侵入するばかりか、
「自分が悪い」という私の中の記憶を、考え直すという発想を持たず、娘たちにそのままかぶせてしまっていました

未だに心苦しい思いが消えません・・・。


先の寓話からは、幼少期の刷り込みというものは、とてつもなく強烈である、というメッセージも受け取れます。


ACの方は、ご自身の親ごさんとのストーリーに今でも苦しまれている。

そしてお子さんがいらっしゃる方は、お子さんとの関係にも苦しまれる場合が多いのです。

多分、私の母も生きづらさを抱えた人でした。

不幸なことに、母は、
自身を省みる機会もなく歳を重ねてしまったのでしょう。


でも私は、ACという概念に出会うことができました。
そして、こうした悲しい連鎖を、
何がなんでも、終わりにしたかったのです。

だから本気で自分と向き合い、とことん考え抜くことが出来ました。


そして今、ずっと生きやすさを感じています


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プロフィール

michiko

Author:michiko
ACカウンセラー
精神保健福祉士(ハラスメント通報窓口相談員)
東京認知行動療法アカデミー認定カウンセラー

ホームページはこちら

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・人にものを頼むことが苦手
・人の依頼や誘いを断ることが苦手
・主張するより周りに合わせる方を選ぶ
・自分が我慢する方がいい
・「こうしてくれればいいのに」といつも思うがうまく言えない
・自分の気持ちを汲んで欲しいのに、と強く思うことが多い
・そもそも自分がどうしたいのかよくわからない
・人を助けているうちに、自分が困った事態になっている
・困っていても自力で何とかしようとする
・仕事を一人で抱え込みやすい
・見捨てられるのが怖くて恋愛関係にまで踏み込めない
・恋人に対して必要以上に依存している、または支配していると思う
・誰も自分のことなど関心がないと思う
・周りの期待通りにしなければと思う
・もっと頑張らなければいけないと思う
・いつか裏切られるような気がする
・いつも不安で仕方ない
・相手の機嫌を自分が何とかしなければと思う
・相手の問題を本人以上にあれこれ考え世話をして疲れてしまう
・不機嫌な人がいると自分のせいではないかと思ってしまう
・怒りの感情を出さないので、よく「いい人」と言われる
・自分は楽しんではいけないと思う
・自分のためにお金や時間を使うことに罪悪感がある

 以上のことをこれまでの人生で繰り返してきた
 michiko

私はアダルトチルドレンです。生きづらさを抱えたまま大人になったけれど、今までよりずっと楽に生きています。楽に生きる方法を、カウンセリングを通じてお伝えしています。

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